当舎のミニミニ・ヒストリー


◆私は以前、腰痛患者でした

◆21年間のサラリーマン時代に、たびたびギックリ腰を患っていた私でした。若い頃は、それでもなんとか安静にしていれば自然と治っていたのですが、38歳のときのギックリ腰は、寝ていても立っていても痛いし一度寝たら起き上がれないし、それが一週間たってもまったく良くならないので、とうとうたまらずに会社の隣で営業していた『北カイロプラクティック・オフィス』というところへ、どんな施術をするのかも知らずに飛び込んだのです。

 

◆当時は、猛烈サラリーマンだったので「とにかく仕事は休めない、会社の近くにある整体院だったら、通院にも通勤にも便利だ」という気持ちだけで『北カイロ』を選んだのです。当時は腰がまっすぐ立たず、『志村けんのひとみ婆さん』みたいな姿でよろよろと『北カイロ』を訪れました。

 

◆その『北カイロ』で受けた施術がビックリでした。姿勢の写真を撮ってパソコンで見せられたのにも驚きましたが、施術ではベッドに横向きに寝かされて、首の根元を金属の棒で、軽くチョンと突いたら「はい、これで終わりです。起き上がってみてー」と先生に言われたのには驚きを通りこして呆れかえりました。

 

◆そのとき私は「こんな施術で治るわけない、起き上がれるわけないだろ」と内心ムカッときたのですが、それを察した先生が笑いながら「大丈夫だから起き上がってみて」と言うので、騙されたつもりで起き上がってみたら「あれっ?なんで?」という感じで、スッと起き上がれてしまったのです。

 

◆それが、私と『北カイロプラクティック・オフィス』の総院長の北先生と、パーマー系カイロプラクティック手法『上部頸椎アジャスト』との出会いでした。当時、『北カイロプラクティック・オフィス』は八戸市内に3店舗を構える評判の高い整体院だったのです。

◆2005年7月独立開業

◆私は28歳の頃に追突事故に遭い、整形外科で「ムチ打ち症」の診断を受けたことがあります。そしてそれ以来、腰痛や膝痛、肩こりに悩まされるようになりました。しかもそれがすべて右半身だったのです。

 

◆『北カイロ』で施術を受けた際、「頸椎(首の骨)がずれると、その下の骨格が全部ずれてしまう」ということ、「ムチ打ちによって頸椎がズレ、脊椎(背骨)がズレ、骨盤がずれ、それによって腰痛、膝痛、肩こりが発生しているんだよ」ということを北先生から教えてもらいました。

 

◆実際、『北カイロ』で首の骨を金属の棒でチョンと押してもらってからは、腰痛がすっかり治ってしまい、疲れると膝に水が溜まってたのも無くなってしまい、肩こりも感じなくなっていたのです。

 

◆私は当時、会社では新卒生え抜きの取締役として頑張っていたのですが、40歳を過ぎたころから「本当に自分のやりたいことってなんだろう?」と次第に思うようになり、そのたびに、「痛みや不調で困った人達を助けられる、治療家ってのはいいなー」と考えるようになったのです。

 

◆そして会社でも紆余曲折があり、独立を決心した私は治療家を目指して、北先生の門下生となり、2005年(平成17年)7月、『北カイロプラクティック・オフィス八戸北高通店』をライセンス店として開業するに至ったのです。

◆2018年 第二の開業です

◆おかげさまで、開業から12年たちました。素人の「想い」だけで開業し、曲がりなりにもここまでやってこられたのは、北先生と北メディカルのスタッフの方々、療術師協会の先輩諸氏、そしてなにより、これまで当舎を訪れてくださったお客様のおかげだと、現在身に染みてありがたく思っています。

 

◆開業以来12年間「少しでも早く、そして確実に良くなって欲しい」とそればかりを考え、施術も改良を重ね、それらの施術に手応えを感じている現在です。

 

◆昨年、恩師である北総院長が亡くなりました。そのことをきっかけに「北先生への恩返しは、自分が本当に独立することではないか?」と思うようになり、一年間考えて、今年の1月11日に店名を『オカダ健康整体舎』とすることに決め、2月1日に手書きの看板をあげることにしたのです。

 

◆今年が私にとって、第二の開業の年です。看板も手書き、このホームページも自作です。今後、これまでの経験を活かして、さらにより多くの「困っている人」「悩んでいる人」の手助けをしたい! そんな気持ちを込めて新たな店名を決めました。どうか皆さん、これからも当舎と私をよろしくお願いいたします。